2018年2月1日

会社のBlogには初めて投稿します。テクニカルセールスグループの大本と申します。
以前は社内ITシステムの担当でしたが、近年、テクニカルセールスグループに異動してからはお客様のストレージシステムの構築など、いわゆるフィールドエンジニア的な業務を中心に手広く活動しております。

さて、昨年12月に弊社は新オフィスに移転があり、この移転に伴って座席は全席フリーアドレス制になりました。
フリーアドレス制とは自分の固定の席を持たず、各々が自分の好きな座席で作業を行う形になります。
この制度により、その日の気分によって席を替えるなどでリフレッシュできる、部署間を越えたコミュニケーションが活発になった一方で、自席がなくなったため、基本的には荷物は個人ロッカーに収納し、必要な荷物をバックなどにいれて席まで持ち歩くというスタイルになりました。
これに伴って、最近他の社員からよくお声掛けいただくようになったのが、私のバックです。

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開くとこんな感じ。

このバックはPC専用バックということで、元々PCをコンパクトに収納できるバックなのですが、それでもお客様先での作業に出かけるのに、
・なんで必要な荷物がこのバック一個で済んでいるの?
・ほんとに必要なもの全部入っているの?
などと、よく驚かれます。

最近、巷では「池の水、全部抜いてみた」というのが流行っておりますことですし、皆さん驚かれるので「エンジニアのバックの中身を全部抜いてみた」、というのはどうかな?と思い、今回、私のバックの中身を全部抜いてみることにしました。

ということで、こちらがバックの中身全部抜いた状態です。
単体ではどれもこれも鞄に入れていることを把握しているのですが、全部一気に出したら、自分で思っていたよりも結構な量の物品が入ってました。

「池の水抜いたら出てきたアリゲーターガーやスッポン」ほどではないですが、今回は、一般の方のバックではあまり見かけないであろうエンジニアのバックの「中身」を紹介していこうかなと思います。
なお、本記事はバックやグッズの宣伝ではなく、あくまでもエンジニアの持ち歩くバックの中身ってこんなの入っているんだよ、という記事ですので、商品名の掲載やリンクを張る等はいたしませんが、ご了承いただければと思います。

ケーブル類

・USB-シリアル変換ケーブル
フィールドエンジニアリングに必須のケーブル。
作業の命綱なことと、作業対象が多い場合に2台同時にコマンド処理することもあるので別メーカーで2本常備してます。

・シリアルクロスケーブル(D-sub9ピン メス端子-メス端子)
市販されている一般的な物です。前述のUSB-シリアル変換ケーブルとペアで使いサーバやルータのシリアルポートに接続します。

・シリアルクロスケーブル(D-sub9ピン-RJ-45端子変換)
昔、IX2005というルータを購入した際に付属されていたケーブルです。
業界標準的なCisco社製のシリアルクロスケーブル、通称”きしめんケーブル”よりも細径で取回しやすく、収納がコンパクトになります。更にこのケーブルのRJ-45端子にD-sub9ピン変換コネクタを接続すると、長めのD-sub9ピンのシリアルクロスケーブルとしても使えます。

・CAT5e ストレートケーブル
一般にLANケーブルと呼ばれているケーブルです。普通にネットワークインターフェイスに有線接続するために使うも良し、前述の9ピン-RJ45変換ケーブルの長さでは機器に届かない場合に継ぎ足すも良し。こちらも細径でよりコンパクトに収まるようなケーブルを選定してます。

 

・モバイルバッテリー
スマホやタブレットが電池切れした時用です。タブレットが2回満タンになるくらいの容量のものを持ち歩いてます。

・各種変換コネクタ類
接続先の端子に合わせて色々端子を変換するために持ち歩いてます。

続いて工具類です。

・ドライバ類
ラックの使用状況によって、柄が長いと回せない、逆に柄が短いと回せない場合がありますので、それぞれの長さのものを持ち歩いてます。ちなみにこの金色のペン状のものも実はドライバで、昔懐かしいロケットペンシルのように先端を差し替えられる代物になってます。

・ケージナットツール
画像左端のヘラです。これがあると固いケージナットの取り付けや取り外しでの無駄な体力の消耗や、思わぬ怪我で血を流さずに済みます。
なお、ここで血を流さずに済んだのに、ダンボールの端で指を切るなどという事案が発生しましたので、今後は軍手も必須アイテムに仲間入りする予定です・・・。

・静電気除去バンド
私は特に静電気持ちなので、機器の基盤などをいじるときに必須のアイテムです。これを付けずに組み立ててた自作PCでメモリクラッシュした実績がすでに解除されています。(こんな実績解除されて欲しくない)

・養生テープ
幅が一番短いのを持ち歩いてます。仮止めするためだけではなく、作業時に仮でラベリングするのに便利です。一時的に外したネジをなくさないように粘着面につけてまとめたりにも使ってます。

・ケーブルバンド
マジックテープタイプのケーブル結束用テープです。使い切りの結束バンドと違い何度も付け直せるのが利点で、ラック作業でケーブルコスメするのに重宝します。

・ケーブルタグ
テスト用機器だから仮設置・・・だったのが気が付いたら本番用機器になることもあるかと思います。一回機器をラックマウントをしてしまうと、後からケーブルの接続対向先を探しだすのは大変です。このため、いつでもタグと油性マジックを持ち歩いて、たとえ仮設置でも気が付いた時にラベリングできるようにしています。

・予備ねじ
ネジの頭がもげたり、ケージナットの爪がへし折れるという”稀によくある”経験を経て、各種予備ネジを持ち歩くようになりました。

・お薬
お客様先に向かうフィールドエンジニア的には、止瀉薬(下痢止め)は必需品。お客様先に向かう遅刻できない電車の中、あるいはトイレが遠いデータセンタ内などあらゆる場面で私のお腹をサポートしてくれています。あとは花粉症持ちなのでアレルギーのお薬ですね。

・Wi-Fi電波調査用スペクトラムアナライザ
Wi-Fiで使用する周波数帯(2.4GHz帯と5GHz帯)の使用状況を視覚化できます。CONBUというイベント会場のWi-Fiネットワーク構築のボランティア団体で活動している側面もあって持ち歩いてます。下図は2.4GHzの周波数帯の使用状況を視覚化したものです。

 

その他、折り畳み傘やティッシュ、ノートPCやタブレット、スマホなどは一般的かと思いますので割愛しますが、より軽量だったり薄いものを愛用しています。

いかがだったでしょうか。緊急で作業することも想定し、作業予定のない日であってもこれらをこのバックの中に入れて、通勤しています。その日の業務に必要なものだけを選定して持ち歩いていた時期もあったのですが、日によってバックの中身を変えないことで、「ん?何故いつもここに入れてるドライバーがない…? しまった、この前バックから抜いたんだった!」という悲劇を回避するメリットを優先することにしました。
エンジニアの皆さんそれぞれにポリシーがあって、私のバックの中身とはまた違った景色なのではないでしょうか。
みなさんのバックの中身、もしよかったらお見せください。

本ブログの情報につきましては、自社の検証に基づいた結果からの情報提供であり、
品質保証を目的としたものではございません。

投稿者: 大本 貴

様々な技術知識を網羅していないと業務対応できない、"IT技術の総合格闘技"こと「社内情報システム」担当に長年従事していた結果、サーバ/ネットワーク/ストレージ/無線、その他色んな技術に興味を持って、広く浅くコツコツと技術的好奇心の趣くままに生きています。