2016年9月1日

ブロードバンドタワー國武です。

今回は、Citrix XenServer 7.0 (a.k.a Dundee) の rootパーティションの容量変更についてのご紹介です。

はじめに

XenServer 7.0 では、従来のバージョンと異なり

  • root パーティションの容量拡張 (約18GB)
  • /var/log が別パーティションになった (4GB)

といった変更が加えられています。

これにより、46GB以下のHDDにはインストールできなくなりました。が、少しインストーラを書き換えることで、上記の容量を拡張したり、減らしたりすることも可能となります。

インストーラ起動時

XenServer のインストーラ起動時に boot: が表示されるので、”shell” と打ち込みます。
boot: shell

インストーラの書き換え

そのまましばらく待っていると shell 画面に落ちるので /opt/xensource/installer/constants.py を修正します(下記、一部省略しています)

min_primary_disk_size = 46 #GB
max_primary_disk_size_dos = 2047 #GB
MIN_SYSTEM_RAM_MB_RAW = 1024 # MB
MIN_SYSTEM_RAM_MB = MIN_SYSTEM_RAM_MB_RAW - 100

# Change this to True to enable GPT partitioning instead of DOS partitioning
GPT_SUPPORT = True

# Change this to True to force legacy boot instead of UEFI
FORCE_LEGACY_BOOT = False

# filesystems and partitions (sizes in MB):
boot_size = 512
root_mbr_size = 18432
root_gpt_size = 17920
root_size = max(root_mbr_size, root_gpt_size) # used for...
backup_size = 18432
swap_file_size = 512
swap_size = 1024
logs_size = 4096

上記の

min_primary_disk_size

が HDD の容量チェックです。XenServer は、バックアップパーティションを持っているので

root_mbr_size と backup_size は同じ値である必要があります。

また、root_gpt_size は、root_mbr_size から boot_size を引いたものになります。

18432 - 512 = 17920

今回は例として、18GB となっている rootパーティションを 9GB に減らしてみます(インストール直後、XenServer は、2GB使います)

上記から、変更点だけを列挙すると下記の通りです。

min_primary_disk_size = 30
root_mbr_size = 9216
root_gpt_size = 8704
backup_size = 9216

保存後 exit すると、通常のインストーラが起動します。

なお、実際のHDD容量から min_primary_disk_size を引いたものが、Virtual Machine の保存領域となる SR に組み込むことができます。

参考URL

修正履歴

  • 2016/09/01 項目名間違いやtypoを修正(Thanks to Yamazaki!)

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投稿者: Koichi KUNITAKE

XenServerやLinux周りを触ってます。IPv6はボチボチ……